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今年も狭き門をくぐり抜け、日本棋院から新たに7人の新初段が誕生した。高山希々花初段(12歳)は初の北海道出身の中学生女流棋士!北海道の囲碁ファンの喝采をあびている。笠原悠暉初段は、小学生の時に出た子ども大会決勝でテレビ放送にも関わらず、初手天元を打つなど、その強心臓ぶりで当時話題を集めた。柳井一真初段は、冬季採用試験を15勝0敗の全勝の強さで合格!次世代を担う新初段たちを紹介する。
加藤正夫 名誉王座。石田芳夫・武宮正樹とともに「木谷三羽烏」と呼ばれ、名人・本因坊・王座など数々のタイトルを獲得。力ずくで大石を仕留める豪腕から、「殺し屋 加藤」の異名をはせた。しかし、そんな棋風とは正反対に吉原由香里六段など後進を育成。穏和で面倒見の良い人柄で人望が厚かった。2004年には日本棋院理事長に就任。しかし、その年の暮れ脳梗塞に倒れこの世を去った。加藤の棋士人生をプレーバック!
プロとプロでペアを組み、日本一を目指す、プロ棋士ペア碁選手権が開催!参加ペアは、前回覇者の鈴木歩七段・山下敬吾九段ペアや謝依旻七段・一力遼棋聖ペア、藤沢里菜女流本因坊・井山裕太王座ペアなど豪華な組み合わせばかり。一対一とは違った魅力・戦いぶりが人気を呼んでいる大会だ。2人の作戦は?果たして、実戦ではお互いの息を合わせることができるのか!?大会の模様をリポート。
トップ棋士 50人で争われるNHK杯戦も今期で72回目。普段の対局では見られないテレビ棋戦ならではの戦術や心理戦が繰り広げられている。短期決戦ゆえにあえて珍しい布石や戦術を用いる棋士!また、それを逆手に取る棋士!1回も考慮時間を使わずに相手にプレッシャーを与える棋士!など、NHK杯には水面下での戦いのドラマがある。そんな意外な視点でのNHK杯の楽しみ方をコモクちゃんが取材・伝える。
新MCコンビ、柳澤理志六段と徐文燕二段でスタート!柳澤六段は囲碁普及のため、SNS上での1分講座など、これまで1000本以上の動画を配信してきた。そこでのアマチュアとの交流から、アマの弱点や指導のポイントを知り抜いている。徐二段は昨年女流タイトル戦のベスト4まで勝ち上がるなどの活躍を見せる実力派だ。しかし、手合いを離れれば、いつもニコニコにこやか!多くのファンを持つ。そんな二人の素顔を紹介する。
打ち終わった碁を一手目から並べなおす!何年も前に対局した棋譜を覚えている!目隠しでも碁が打てる!歴代の名局を何百局もそらんじている!アマチュアからすると、信じられないほどすごいプロ棋士の記憶力。いったい、どれだけのものなのか!?メモリースポーツ、元日本チャンピオン監修のもと若手・中堅・ベテラン、各世代の棋士に記憶力を争うクイズを実施。プロ棋士の記憶力の秘密に迫ります!2月11日のアンコール放送。
囲碁史では、語り継がれる数々の伝説の妙手、鬼手が生まれてきた。一方、囲碁AIの登場により、棋士が打った手の良し悪しが新たに評価される時代になった。そのため、過去の妙手、鬼手が囲碁AIで分析すると最善手ではないことも少なくない。その手を打った本人や対戦相手、当時の様子を見ていた方々の証言も交え、本当に良い手だったのか?新たな切り返しの手は存在するのか?を探る。2月4日のアンコール放送。
「NHK杯テレビ囲碁トーナメント」司会 星合志保三段が3月で番組を卒業する。2015年読み上げ係として番組初出演。2019年からは司会を務め、およそ9年間番組に携わり、囲碁番組のお昼の顔としてファンに親しまれてきた。そんな彼女の「ドキドキの初司会」「オシドリ夫婦解説」など、名・珍場面の数々をピックアップ。星合の番組を通じた成長、心境の変化を、NHK杯の魅力とともに振り返る。
2023年度、一力遼は、長らく一強の牙城を誇っていた井山裕太から本因坊を奪取!芝野虎丸は名人位奪還に名乗りを上げてきた井山を返り討ちに。一力は棋聖、本因坊、天元の三冠。芝野は名人、十段の二冠に。女流では藤沢里菜、上野愛咲美が活躍する一方で、愛咲美の実妹・梨紗も飛躍。女流本因坊戦では敗れたものの、藤沢に大健闘。女流棋聖戦では、仲邑菫からタイトル奪取。囲碁界のご意見番・張栩九段が今年度を振り返る。
藤沢里菜女流本因坊(25)が昨年末に行われた、女流世界一を決める中国主催棋戦「呉清源杯」に参加。惜しくも、女流世界ナンバーワンと言われる韓国のチェ・ジョンに敗れて世界一の座は奪えなかったものの、見事準優勝を果たした。今期NHK杯でもベスト8に進出、一般棋戦でも半目勝負では無類の強さを発揮するなど、大躍進の藤沢女流本因坊。彼女をスタジオに招き、その強さの秘密とちょっとゆるめな(?)素顔に迫る。