野菜を育てる楽しみと感動をお届けします!!
ミニコーナー「ベジ・レポ」。菜園でありがちな失敗やトラブルを題材に、農学系の学生・生徒、視聴者のみなさんが分かりやすい実験を交えて検証&レポートします。
今回は、長野県にお住いの早川孝志さん、お孫さんの絢翔さんのベジレポです。ジャガイモの芽かきによって、収穫の大きさ、個数、重量にどのような差が出てくるのか実験してくれました。 実験を行ったのは、絢翔さんがまだ小学生だった4年前。4年生でこの実験テーマはすごい!の一言。 比較したのは、芽を2本残した区画 3本残した区画 そして、芽かきを行わない放任の区画。それぞれ3株ずつ育て、収穫したジャガイモの個数と重さを計測しました。 結果がこちら!個数に加え、重量がダントツだったのは3本と言う結果に。2本に芽かきした場合と比較して、総重量は倍近い結果になりました。 早川孝...記事を見る
菜園実験コーナー「ベジ・レポ」。今回は、連作障害の原因となる細菌などの微生物に注目。野菜を栽培することで、土壌中の細菌がどのように変化するかがテーマです。 検証してくれたのは、東京農業大学農学部植物病理学研究室。実験監修は、篠原弘亮教授です。 そして、実験に用いるための野菜の栽培土壌を提供してくれたのは、園芸学研究室のみなさんです。農大の2つの研究室がコラボした贅沢な企画です。 植物病理学研究室は、ふだん微生物が植物に与える影響、特に植物の病気について研究しています。今回の実験で最初に検証したのはコマツナ。 園芸学研究室から、植物病理学研究室へと栽培したプランターが渡さ...記事を見る
ミニダイコンの冬栽培には、マルチとトンネルが欠かせません。つまり保温と保湿が大事ということで、今回は、ふだんから番組の舞台であるベジガーデンを管理してくれているプロの農家、加藤正明さんが実験&検証してくれました。 内容は、ミニダイコンの栽培で、黒マルチと防虫ネット(トンネルがけ)をする場合と、しない場合で生育の差の比較です。ちなみに、番組ではミニダイコンの冬栽培なので、トンネルシートで保温力を高めましたが、今回加藤さんが実験してくれた時期は、秋栽培だったので、おなじトンネル栽培でもシートでなく防虫ネットで検証しました。 実験開始は9月中旬。全てのタネをしっかりと発芽させるために、スター...記事を見る
菜園実験コーナー「ベジ・レポ」。今回は、タマネギ。苗を植え付ける深さによって、収穫サイズに違いが生じるか?東京農業大学農学部園芸学研究室のみなさんが検証してくれました。実験監修は、髙畑健教授です(写真中央手前の男性)。 実験開始は昨年11月9日。今回は3パターンの深さで植え付けました。 1つ目は浅めの1cm。2つ目は3cm。これが農大で植え付けている通常の深さです。3つ目は5cm。根の生え際から5cm、やや深めに埋めます。 それぞれ25個植え付け。深さ以外は、日当たりや水やりなど同じ条件で栽培しました。 収穫は5月28日。6か月半にも及ぶ栽培でした。 結果は・・・...記事を見る
菜園実験コーナー「ベジ・レポ」。今回は、ソラマメのタネを植え付け。「お歯黒」と呼ばれるタネの黒い部分の向きが発芽や生育に及ぼす影響についてです。実験してくれたのは、恵泉女学園大学藤田ゼミのみなさん。監修は、もちろん番組講師の藤田智副学長です。 テーマのひとつが、“タネの向きを変えると芽は出るのか?” 種まきは10月3日。1ポットに1つずつお歯黒の向きを変えて、タネを撒きます。 実験したのはお歯黒の向きが、斜め下、上向き、横向き。そして、平置きの4パターン。 それぞれ20個ずつ、そのほかの条件は全て同じで栽培しました。 そして、種まきから2週間。お歯黒の向きに関わらず、...記事を見る