「北海道・礼文島 北の果て 心を写す書」
初回放送日: 2021年1月12日(火)
北海道礼文島の北端にある「鮑古丹(あわびこたん)」。この集落で暮らしているのは浜下福蔵さんただ一人。故郷そして亡き妻への思いを胸に生きる浜下さんを見つめる。
北海道の北部にある礼文島。この島の北端に、住民たった1人の集落「鮑古丹(あわびこたん)」がある。かつてニシン漁の拠点として栄えたが、不漁と共に人口が減少。現在は浜下福蔵さんだけが暮らしている。90歳を超えた浜下さんが、長年日課として続けてきたのが「漁師日記」。その日の天気や自然から感じることを文字にしてきた。故郷鮑古丹への思い、亡き妻への愛を胸に、一人最果ての地で生きる男の姿を見つめる。【旅人】板橋駿谷