最大30mを超える津波、最悪の場合で死者32万人超が想定される『南海トラフ巨大地震』。この巨大地震が発生する可能性が普段と比べて高まった時に発表される『南海トラフ地震臨時情報』。津波からの避難が間に合わない地域で事前に“1週間”全住民の避難が求められる。巨大地震に備えつつも通常の社会活動は維持。私たちはどう向き合えば良いか考える。
近くで暮らしているのに国籍の違いから交流がない。そんな二人が大好物のレシピを交換し、一緒に料理と食事を楽しむ。異なる“ふうど”(食/風土)が出会ったら…?岐阜市に暮らすイスラム教徒の男性は、ご近所の主婦と「ふうどトレード」をする。これまで会話は一度もなし。自分の風貌や宗教にマイナスイメージがないか、不安を感じてきた。はたして距離は縮まるのか?その他、同じ学校に通う日本人とフィリピン人の高校生も…!
あの少年は今も泳ぎ続けている…支え続けたコーチ・伊藤裕子さんの熱意▽行き場のなかった子どもたちや思い悩む親たちを放っておけなかった…▽最初は得られなかった周囲の理解。それでも続け次第に広がった共感▽市民プールでたった2人から始まった教室はいまや300人!パラリンピックメダリストも輩出▽重度の障害者も受け入れるスポーツクラブまで設立▽頑張りたい気持ちにより添い続けた30年。その情熱の源とは…
「みなさん、いかがお過ごしでしょうか?」「手術たいへんだと思いますが、がんばってください!」愛知県のある大病院に、ちょっと不思議なラジオが流れている。制作しているのは病院の看護師や薬剤師ら医療スタッフたち。「患者の心に寄り添いたい」と2年前に始めた“院内ラジオ”だ。面会が制限され、患者同士の会話もままならないコロナ禍の今、ラジオは患者たちに何を届け、何を生み出しているだろうか?
「ずっと車中泊が続いている」「休憩できず車内で排泄した」「走行記録の改ざんを指示された」…。過酷な労働実態が問題視されてきたトラック運送業界で“働き方改革”が始まろうとしている。2024年には労働時間の上限規制も適用される予定だ。しかし、労働環境の改善は進んでおらず、このままでは「法令違反の労働」「労災かくし」などが水面下で増えかねないと懸念されている。現場で何が起きているのか?問題はどこか?
この秋、世界有数の化石の産地、愛知県南知多町の「師崎層群」で、40年ぶりの大規模発掘調査がおこなわれた。一心不乱にハンマーで石をたたき割る、全国各地から集まった研究者や愛好家たち。狙うのは1800万年前のウニやヒトデ、サバやイワシなど深海の古生物だ。4日に渡る発掘調査に密着。見えてきた「古代の深海」の姿とは?化石が現代を生きる私たちに投げかけるメッセージを読み解く。
コロナ禍でキャンパスへ行けず、オンラインでの授業や交流を強いられた大学生たち。苦しい時間ではあったが、一方で、キャンパスから遠く離れた地域やオンライン上の仮想キャンパスなど、これまで考えられなかった場所で新たな学びに挑戦する人たちも現れ始めた。時間と空間の制約を振り払い社会との繋がりを志向する学生たちと、それに寄り添うため変化する大学。動き出したポストコロナ時代の新たな学生生活に迫る。
国内有数の航空機産業の集積地、東海地方。機体の部品製造や組み立てなどを行う中小企業が集まっている。しかし今、新型コロナウイルスの影響で航空需要が落ち込み、受注が激減。多くの企業が苦境に陥っている。なかには、生き残りをかけ、他業種への転換をはかる企業も…。いま現場で何が起きているのか、そして危機をどう乗り越えていくべきか。企業や研究開発の現場を見つめ、考える。
「児童生徒が遵守すべき学習上、生活上の規律」として、絶対視されてきた学校の「校則」。しかし時代に合わない校則へ反発が広がっており、今年6月には文科省も校則を「積極的に見直」すべきと通知した。一方で校則で生徒に必要な社会規範を、という声も根強い。岐阜や愛知の先進例を交え、自身も校則改革に声を上げた経験のあるモデルの井手上漠さん、全国の学校で校則改革を行うNPO法人カタリバの今村久美さんと考える。
M&Aが中小企業に広がる中、個人が手頃な価格で会社を買える新時代が到来しています。インターネットには、M&Aの仲介サイトがいくつも誕生。買いたい人に向けたセミナーもさかんに開かれ、経営の経験のない人が、会社を買える情報や助言が得やすくなっていることが“個人M&A”増加の大きな理由です。シニアから若者まで、夢の実現のためM&Aに挑み社長になる人たちの奮闘と課題を見つめます。あなたも社長になりますか?