「ワッショイナイト」の公開収録に行った野田さん(江口のりこ)。パーソナリティーから、きょうで番組が終わり、さわやかガス提供の「ナカヤスのガスッといっとく」に変わると告げられる。ずっと聴いていたラジオ番組が変わってしまうことが悲しい野田さん。部長(安藤サクラ)やポメラニアンのマダム(村岡希美)から「大人になることの悲しみ」を教えられるが受け入れられない。新番組宛てにメールするが、ガッカリすることに。
野田さん(江口のりこ)、部長(安藤サクラ)、副部長(越村友一)は、携帯電話の予測変換で何が出るか遊びを始める。「あ」を打つと、野田さんは「赤城山」「あだやおろそか」「アンドロポフ書記長」などが出る。「い」では、「異端審問」「生けにえ」などが出てくる。部長・副部長のけげんそうな顔をみた野田さんは、現代のイケてる若者たちにならい「代官山」を携帯電話に覚えこませようとするが、なぜかおかしな変換に。
彼女ができなくて孤独だという山本くん(相馬圭祐)。野田さん(江口のりこ)は「山本くんが食べているサンドイッチの片割れの人がいるから、寂しくない」と言う。市販のサンドイッチは四角いパンを2つに切ることによって三角になる。切られた片割れは別のパッケージに入れられる。サンドイッチを半分こしていることになるので、三角形のサンドイッチを食べる人は皆、運命のサンドイッチの人とともにあると言うのだ。
近所の喫茶店に飾ってあったサインが気になった野田さん(江口のりこ)。尋ねると、避暑地で知り合った男とW不倫の関係になって、この街に逃げてきた女優だという。女優生命を断たれ、不倫相手も亡くなり、今ではペットとひっそりと暮らしているらしい。話を聞いた富沢さん(増田有華)は、ポメラニアンのマダム(村岡希美)がその女優ではないかと思い、ゴシップ誌にネタを売ろうとするが、亀田さん(池谷のぶえ)は非難する。
ある定食屋さんに足を踏み入れた野田さん(江口のりこ)は、店内に貼られたメニューの短冊に圧倒され、「定食屋のメニューの果て」が知りたくなる。卒業までにメニューを制覇できるかどうか、お金と鉄の胃袋を持つ重松さん(小林涼子)に相談すると、彼女が協力してくれることに。2人はその足で定食屋に乗り込み、次々に注文する。定食ゾーンが今日で終わりそうだと喜ぶ野田さんだったが、ほかの客がメニューにない料理を注文し…
バスに乗っている野田さん(江口のりこ)は、車内の空気が一つにまとまるのを感じていた。2人のサラリーマンが「倍賞千恵子」の名前が出ずに苦しんでいるのを、バスの乗客がみんなで見守っているのだ。こらえきれずに年輩の婦人が教えようとするのを学生が目で止める。サラリーマンたちは、いいところまでいくのだが、なかなか答えにたどり着かず、車内は、やきもきする。そんな中、山本くん(相馬圭祐)がバスに乗り込んでくる。
手影絵部の部室に入ってきた部長(安藤サクラ)と副部長(越村友一)は、そこで野田さん(江口のりこ)の書きかけのラブレターを発見し盛り上がる。野田さんは照れながら「わたしが死んだあとの推理用に書いてみたんです」と説明。訳がわからない部長と副部長。ベートーベンの死後に見つかった宛先不明の恋文が誰宛なのか、研究者たちが100年以上推理しているのに感動し、自分も書いてみたと言う。そこで部長は協力を申し出る。
中学二年の時、流れ星を見た野田さん(江口のりこ)は、とっさに「ダブルのトイレットペーパーのミシン目がずれませんように!」と祈った。それ以来、ミシン目がずれないと言う。その夜、流れ星を見た亀田さん(池谷のぶえ)が、トイレットペーパーの特売を願うと、翌日には特売に出くわした。流れ星は、トイレットペーパー関連の願いだけかなえてくれる…?そんな会話をバカバカしいと相手にしない富沢さん(増田有華)だったが…
歯がウズウズしていた野田さん(江口のりこ)。老人会のウメさん(大方斐紗子)に歯医者さんを教えてもらうが、「腕はいいけど、腕そのものを見てはダメ。ウズウズが歯だけではすまなくなる」と注意される。相談された部長(安藤サクラ)と副部長(越村友一)も歯医者についてくる。先生の腕を見るべきか見てはいけないか、腕に何があるのか、議論する3人。治療を終えて出てきた子供が、先生の腕がピロピロしていたと言いだして…
野田さん(江口のりこ)が、小学校の時のこと。母の言いつけを守らず、夜更かしした翌日、冷蔵庫を開けたら、卵入れに起き上がりこぼしが入っていた。母に尋ねると「起き上がりこぼしのレーゾンデートルを喪失させている」のだと言う。その時、野田さんは決して母の機嫌を損ねてはいけないと悟った。母から送られてきた荷物に、母の怒りを感じた野田さんは、重松さん(小林涼子)と山本くん(相馬圭祐)を招き、一緒に見てもらう。