今回が最終回となります。そこで古民家のMC3人を長年にわたり支え、尽力いただいた里山の達人たちを招き、感謝の気持ちを伝えます。振り返ればこの10年、いろいろなことがありました。みなさんとともに、思い出の出来事をたどります。視聴者の皆さまには、長い間ご視聴いただき、ありがとうございました。また番組HPやレシピにつきましては、4月23日(日)までの公開となります。ご了承ください。
古民家ライフを始めて10年。丹精込めて仕込んできた調味料は50種類以上になりました。どれも歳月が醸し出してくれたおいしさがいっぱい!そこで今回は、そんな調味料をフル活用。ひらめいたアイデアで創作料理に挑戦です。村上さんは、いしるとみそを使って、混ぜそばに。長野さんは、サケぶしと貝びしおのポトフ!歳月が生んだ、ここでしか味わえないおいしさに、思わずありがとう!
里山で草花に目を向けると、あちこちに春の息吹が。そこで今回は、“摘み草”で野草のおいしさを楽しんでみます。春の七草・ゴギョウは、ハハコグサの名でも親しまれていますが、昔は草餅に使われていたのだとか。その味は?ハコベやハルジオンなどは、カレー粉と合わせて便利な洋風ソースに。畑のとなりで見つけた和製のシナモン「ヤブニッケイ」は、ミルクスイーツに。もうすぐ、春です。
やさしい明かりで、冬の暮らしを心あたたかく。すすきや枯れ枝を使って、ランプを手づくり。さらに和紙の質感を生かして、ぬくもりのある明かりも。壁や天井に描き出される陰影は、いつもと違った雰囲気を楽しめます。明かりにもひと手間かけて、ゆったりとした気分にひたってみませんか。
北欧の生活スタイルをみると、冬をホットに過ごすアイデアがいっぱい!身も心もあたたまるサフランのスープとは?「春を待つ料理」として親しまれているのだとか。脂がのったサーモンは、板に打ち付けたき火で豪快に!子どもたちに人気のアウトドア料理、パンとソーセージの串焼きは、庭木の枝を使って。パイのようなサクサクの焼き上がりに笑顔いっぱい!寒いからこそ味わえるおいしさ、春はもうすぐです。
今回は、さつまいものやさしい甘味を生かしたスイーツを楽しみます。意外な食材と合わせて、新たなおいしさ発見!焼きいもにキムチを合わせると、甘み、辛みが引き立てあい癖になる味わいに。人気のさつまいもケーキは、ゴルゴンゾーラチーズを使って。いもけんぴは、きな粉、ローズマリー、とうがらしで3種類の味を楽しみました。ちょっとした工夫で、ぜいたくなひとときを。
冬の寒い日には、韓国のうま辛な味わいを家庭で楽しんでみませんか。キムチやチゲに煮干しのだしを使えば、おいしさが格段にアップ!キムチの仕込みは、本場韓国の家庭のコツで簡単に!塩の振り方もわかりやすい。発酵の決め手となる「キムチのり」に煮干しのだしを生かします。とうがらしベースのうま辛な食卓で、寒い冬をホットに!
寒い夜にうれしいのが、あたたかい鍋。だしにひと工夫すれば、おいしさアップ!古民家で手づくりした「サケ節」で、きれいな「だし」がとれました。うまみたっぷり!野菜だしでつくったリゾットは、すっきり味に!肉からとった「だし」なら、揚げ出し豆腐が濃厚な味わいに変身!「だし」を使いこなして、寒さきびしい冬を楽しみましょう。
長野の北部・黒姫に、森を切り開き、手づくりで家を建てようとしている人がいる。造形作家の小林寛樹さん。家族とともに移り住み、自然の営みに寄り添いながら、スローライフを楽しむ。そこには都会では味わえない、ゆっくりとした時の流れと自然の豊かさがある。森にはじける家族の笑顔と寛樹さんの夢を見つめる。
冬、冷えや肌の乾燥が気になりますが、薬膳料理をふだんの暮らしに取り入れてみては。身近な食材で簡単に応用できます。専門のシェフの手にかかれば、毎日のみそ汁もあっという間に変身!里山の恵みをいかした薬膳茶とは?体調を崩しやすい冬にこそおすすめの黒い食材とは?体のあたたまる鍋は、入れる食材を体調に合わせて選択!冬を元気にすごしましょう。