昭和天皇側近の新史料から戦争の時代を考える
公開:2023年12月7日(木)午後1:46
ETV特集では、2019年から昭和天皇・側近の新史料を発掘し、戦争の時代を検証する番組を作り続けています。
きっかけは初代宮内庁長官・田島道治の「拝謁記」の発見でした。NHKで放送した「天皇・運命の物語」のリサーチで見つかった新史料。占領下、象徴天皇制が誕生した時代の昭和天皇の肉声が5年余りにわたって筆記されていました。
発見された新史料。初代宮内庁長官・田島道治が記した「拝謁記」。
文字を読み取り、内容を解読し、再現ドラマを撮影する…専門家の方々の力が必要でした。日本大学の古川隆久教授、志學館大学の茶谷誠一教授をはじめとする先生方とディレクター、リサーチャーらが何度もやりとりしながら制...記事を見る