あさ、世界をつかむ
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アメリカ農務省は去年6月、培養肉のアメリカ国内での販売を初めて承認した。培養肉は、ニワトリや魚など動物の肉からとった細胞を栄養成分が入った液体のなかで培養して増やしたもの。家畜を殺さず、大量のエサを製造しなくても済むといった利点が挙げられている。しかし、栄養成分を作るのに多くの資源を消費するほか、植物由来の代替肉と比べて「食べる気がしない」という声も多い。アメリカPBSのリポートで培養肉の課題と可能性を伝える。
【 “もしトラ” 北朝鮮キム・ジョンウン総書記は?】 ことし11月に行われるアメリカ大統領選挙で、もしトランプ前大統領が再選を果たしたら、いわゆる“もしトラ”を、北朝鮮の金・ジョンウン総書記がどう捉えているかを高野洋・解説委員とともに読み解く。キム総書記は、通算5期目に入るプーチン大統領率いるロシアとの関係強化も追い風に、アメリカに対しても強気の構えを崩さずにいるが…。
【「無人機」の開発が加速する台湾】近年、有事への警戒感が高まる台湾。戦力で圧倒的な中国に対して、機動性のある装備で効果的に抑止する「非対称戦」で立ち向かう方針を取っている。そうしたなか、今、開発が進められているのが偵察や攻撃ができる「無人機」。背景には、ロシアによるウクライナ侵攻でも投入されていることがある。台湾軍の依頼などを受けて、「無人機」や関連機器の開発を加速させる民間企業の現状を取材した。
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