「“原爆の父” オッペンハイマー 後編 私は死神となった」
原爆開発を成功させたオッペンハイマーは一躍、時の人に。しかし本人は広島・長崎の人々の惨状に苦しみ「私の手は血塗られている」と言ってトルーマン大統領の怒りを買う。 終戦後、オッペンハイマーはあらゆる雑誌の表紙を飾る。しかし被爆地の甚大な被害と人体への影響についての報告に動揺し、幻覚に悩まされるようになっていく。やがて米ソが水爆の開発競争に突入すると、反対の立場を取ったために邪魔者扱いされ共産主義者として政府機関から追放されてしまう。(後編) 原題:To End All War: Oppenheimer&The Atomic Bomb(アメリカ 2023年)