今回は市川由紀乃さんと竹島宏さんの2ドアショーです！「あのフレッシュさは嫉妬する。声の張りやみずみずしさがよい」と共演された前川清さんが太鼓判を押す竹島さんは、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」に挑戦。「オリジナルやコンサートバージョンなど何曲も聞いて準備してきた」と本番直前まで歌の確認をされる姿は、新たな一面を見せたいという気概を感じました。さらにご自身の曲で披露されたのは、命がテーマの「生きてみましょう」。ファンからの反響が大きく、「この曲を歌うために歌手として生きてきたと言っても過言ではない」とのこと。全国各地のファンや故郷福井の小学生などとも一緒に歌ってきた“人と人をつなぐ”１曲。「応援してくださる方がいなければ歌手をやめていた。心からありがとうと伝えたい」と涙ながらに楽屋で教えてくださった竹島さんの心のこもったステージに注目です！一方の市川由紀乃さんは、ちあきなおみさんの「紅とんぼ」でそっと聴く人に寄り添い、グレープの「精霊流し」ではまさに語りながら歌を届ける…“由紀乃ワールド”に息をのみます。特にテレビ初披露の市川さんの曲「年の瀬あじさい心中」は、悲しい歌詞と真逆の明るく心地よいメロディー、優しくも力強い歌声が印象的。私はあの余韻が忘れられず自宅でエンドレスリピートです。そんな市川さんをデビュー時から知る松原のぶえさんに魅力を伺うと「演歌からポップスまで歌える歌唱力」と絶賛。市川さんは松原さんの曲が大好きだそうで、「由紀乃ちゃんが小さい頃から私の曲を歌っていることは知っていた。こんな上手い子と一緒に歌うのは嫌だなと思って生きてきたら今日という日が来てしまった」という松原さんと市川さんの「おんなの出船」もお楽しみに！さぁ恒例の「楽屋deトーク」は、“演歌第７世代”の１人としても注目される門松みゆきさん。今回披露された１曲が、唐人お吉を歌った天津羽衣さんのセリフ入り演歌「お吉物語」です。「主人公のお吉について資料を読んで勉強した。お吉になりきった姿を見てほしい」とのこと。また、着物での歌唱はテレビ番組では初めてだったそうで、「着物だと歌う時の体の軸が変わってくる。高いヒールをはいて歌う方が安心する」と笑いながら話されていました。そんな門松さん、お酒がお強いらしく…。歌声とともに、曲中のセリフ「お酒おくれッ！」も必見です！ちなみにビールがお好きだそうです。