岡山市の西大寺で開かれる早春の伝統行事「西大寺会陽」。裸の男たちが神聖な宝木(しんぎ)を奪い合う裸祭りで知られる。この年は裸の男たちが境内を練り歩く形で開催。
毎年1月、福島県南相馬市の鹿島地区で行われる、火事が起きないことを願う祭り。約100人の男たちが「火伏せー!」の掛け声とともに建物1軒1軒に水をかけてまわる。
福岡県久留米市で1月7日に行われる「鬼夜」。長さ13mの巨大な松明6本が燃え盛る様は圧巻。炎が作る闇の中を、人間の業を引き受けた「鬼」が川へと向かいみそぎを行う
福島県須賀川市で行われる日本有数の火祭り「松明あかし」。公園に立ち並ぶ高さ約7メートル、重さ1トンの巨大な松明にともされた鎮魂の炎が2時間かけて燃え尽きる。
11月1日から3日間、広島県尾道市で開催。みこしと3鬼神が中心街を練り歩く。鬼が持つ棒でつつかれると、頭が良くなる・病が治るなどの御利益があると言われている。
高さ5m重さ3トンの巨大太鼓台を担ぎ棒ごと一気に頭上に持ち上げる技が最大の見せ場さまざまな地区の太鼓台が集まった「技比べ」で優勝したチームの勇壮華麗な演技を紹介
埼玉県秩父市では10月に「龍勢まつり」が開催される。「龍勢」とは地元の人たちが神社に奉納する手作りロケットのこと。2022年は17の龍勢が大空に舞い上がった
滑稽な化粧と衣装で田園地帯を練り歩く香川高松の奇祭。ひょうげるとは讃岐言葉でおどけるという意味。沿道を楽しませながら進んだ行列は最後はみこしごと溜め池に飛び込む
勇壮な武者絵や躍動感ある人形を和紙で作った高さ6mの山車「ねぷた」笛や鐘・太鼓を鳴らし「ヤーヤドー」とにぎやかに練り歩く。津軽を代表する夏祭りを準備風景から紹介
独特の面を被り太鼓を打ち鳴らし、その迫力で見る者を圧倒する「御陣乗太鼓」。石川県輪島市名舟町に伝わり、戦国時代、この太鼓で上杉謙信の軍勢を追い払ったとされる。