NHKに残る貴重な古い映像の数々。そこには、地元の人たちも驚く歴史や懐かしの思い出、そして未来へのヒントが詰まっている。貴重な映像を地元の方々と楽しむ上映会を開催し、思い出を語り合います。今回は岩手県久慈市と宮城県大崎市鳴子温泉で上映会を開催しました。
能登半島地震の被災地で支援に奔走する東北の人がいる。東日本大震災で培ったノウハウや苦い経験から得た教訓が原動力だ。共生地域創造財団の吉田菊恵さんは震災以降の現場で磨いた「誰も取り残さない、きめの細かい支援」を実践。石巻市雄勝町出身で、故郷の津波被害からの復興が難航した経験をもつ阿部晃成さん(宮城大学特任助教授)は輪島市などで地域の生き残りをかけた闘いをサポートする。手渡された復興のバトンを追う。
東北では近年、かつてない頻度で大雨災害が発生している。専門家は地球温暖化が背景の1つだと指摘。さらに東北の都市や山林の備えのぜい弱さもあり、リスクが高まっていると言う。番組は去年夏、記録的大雨に見舞われた秋田で、消防への通報記録を初入手。多く発せられたキーワードを分析したところ、今すぐ備えておくべきことが見えてきた。大雨シーズン目前の今、あなたとあなたの大切な人の命を守るためにできることとは?
金曜の夜に“旬の話題”。大自然の威力。文化と歴史の引力。滋味深いひとの魅力。激動の時代こそ”地方”から新しいものが生まれる。東北が放つ今のエネルギー。
金曜 午後7時30分(東北地方向け)
土曜 午前10時30分(東北地方向け)