誰も撮ったことがない光景を求め、2人のカメラマンが、容易に人を寄せ付けない大自然に命がけで分け入り、極上の絶景を捉える!
2人のカメラマンが究極の絶景を求めて天空のトレイルを行く旅。世界第8位の高峰マナスル(8163m)、地元では“土地の守り神”として畏れられている。季節外れの大雪が降りテントに閉じ込められた2人、早朝、一瞬の晴れ間をついて、ドローンでマナスルに肉薄しようと撮影に挑む。日が昇ると雪崩の危険性が高まる。2人は下山を急ぐが…。例年にない悪天候に翻弄される2人、神々しいマナスルの撮影はどうなる?
2人のカメラマンが究極の絶景を求めて天空のトレイルを行く旅。世界第8位の高峰マナスル(8163m)、地元では“土地の守り神”として畏れられている。悪天候が続く中“明日は好天”との予報を信じた2人。5000m近くまで登り、テントを張り撮影に臨むが…。予報が外れて夜間に大雪が降り積もり、周囲では雪崩が頻発する事態に!狭いテントに閉じ込められた2人は、雪崩の恐怖に震える。神の山マナスルの荒ぶる表情とは?
2人のカメラマンが究極の絶景を求めて天空のトレイルを行く旅。戦後の日本にとって悲願だったマナスル(8163m)初登頂の足跡をたどる。1952年に今西錦司が率いる偵察隊が2か月もの探索の末に発見した登頂ルート、これを撮影するのが目標だ。1週間も続いた大雪に苦しめられた2人は、夜明け前に標高5000mまで登り、マナスルのモルゲンロート(朝焼け)の撮影に挑む。バラ色に輝く8000m峰の荘厳な美しさとは?
2人のカメラマンが究極の絶景を求めて天空のトレイルを行く旅。戦後の日本にとって悲願だったマナスル(8163m)初登頂の足跡をたどる。2人は70年以上前に日本隊を魅了した“マナスルの夕景”の撮影を試みるが…。さらに、雪が降る前に標高5160mの峠に登るため、急ぐ一行。氷点下10度以下、酸素は平地の半分まで減り、苦しい登りが続く。なんとか峠にたどり着き、天候が悪化する前にドローン撮影を仕掛けるが…
2人のカメラマンが究極の絶景を求めて天空のトレイルを行く旅。戦後の日本にとって悲願だったマナスル(8163m)初登頂の足跡をたどる。1952年に日本隊が遡ったシャクナゲが咲く谷を登ると、眼前にヒマラヤの巨峰マナスルがあらわれる。初登頂まで4年を要した日本隊の苦闘を、当時ヒットした記録映画「マナスルに立つ」をカラー化した映像で振り返る。当時、映画を見た若者たちが山に押し寄せ、登山ブームが到来した。
目指すピークは、今回の旅で最も高い標高6000mの撮影ポイント、これまでの旅では高度の影響を受けやすかった2人は、ダウラギリでは絶好調!標高5600m地点で宿泊、翌日の夜間登山で撮影ポイントをめざす計画だ。しかし、2人とも夕方から頭痛に襲われ一睡もできず体調を崩してしまう。症状悪化の恐れがあるため、標高6000mからの撮影は断念、テントで様子を見ることに!刻一刻と迫る夜明け、症状は回復するのか?
1964年8000m峰が全て登られるとヒマラヤ登山は新たな時代へ向かう。撮影をサポートしている登山家の貫田宗男も新しい登山を目指そうと、44年前、ダウラギリⅡ・Ⅲ・Ⅴ峰への縦走登山に参加した。貫田は登山成功のために尽力するが、疲労が重なり体調を崩してしまう。その後、2月半に及ぶ登山の終盤、縦走中に登攀リーダーが歩行困難に陥り交信が途絶えた。安否を気遣う今井通子隊長は懸命に連絡を取ろうとするが…
初登頂まで7隊の挑戦を退けたダウラギリ(8167m)、そのベースキャンプまで登ってきた撮影チームだが、巨大な北壁に阻まれ山頂を見ることさえできない。2人は道なき道を進み対岸の山に登り、ダウラギリの山頂へ続く初登頂ルートの撮影を試みる。1960年スイス国際隊が登った北東稜は、氷河のアイスフォールやクレバスが連続する危険なルートと恐れられていた。そのため、ヒマラヤ史上初となる革新的な方法がとられたが…
ダウラギリ(8167m)から流れ出すミャグディ川の沿って進む撮影チーム、この峡谷はヒマラヤでも屈指の自然の変化が見られる。亜熱帯のジャングルから氷河の源流域へ、一気に標高を上げるトレッキングのため、ダイナミックに景観が変わっていくからだ。村人が生活のために断崖絶壁を削ってできた道を歩き、巨木が立ち並ぶ森を抜け、荒涼とした岩だらけの源流域へ。高さ4500m!壮大なスケールのダウラギリ西壁を目にする。
1900年仏教の経典を求めて日本人として初めてヒマラヤを越えた河口慧海が、その荘厳で雄大な姿に見惚れたダウラギリ(8167m)、2人も慧海が歩いたチベットへの交易路を歩き当時に思いを馳せる。慧海の見た雄姿を表現しようと、2人が狙うのは、ほぼ垂直にそびえ立つダウラギリ南壁!人気の展望台から、高さ3400mの大岩壁を朝の光が頂から降りていく光景や、遠近感を際立たせた迫力に満ちた映像をドローンで捉える。