広島土砂災害から10年 命と暮らしを守るには

初回放送日:2024年7月5日

77人が犠牲になった広島土砂災害からまもなく10年。大切な家族を失った住民の悲しみは癒えないままだ。砂防ダムの建設などによって安全対策が進められてきた被災地では、多くの住民が地域を離れたことで、強いつながりを持っていたコミュニティーが失われた町も。また、住民同士の中で安全意識の温度差が生まれるなど、新たな課題が浮かび上がっている。豪雨のリスクが高まる季節、私たちが備えておくべき防災について考える。