那覇から東におよそ360キロの太平洋に浮かぶ沖縄県南大東島。これまで1度も大陸と接したことがない島で、独自に進化した生きものは20種以上にのぼる。
奈良県川上村の三之公の森は、紀ノ川の源流部の森として大切に守られている。ここは雨が多い地域で、西日本有数のコケの宝庫でもある。4月、鳥たちは活発に動き始めた。
相模湾に沿って連なる神奈川県の大磯丘陵。森に覆われた丘陵は野鳥の楽園。春、子育てを始めたのはエナガ。一方、マヒワは北へ向う日に備えて、小さな花を夢中で食べる。
北海道東部の網走湖。湖畔には湿地が広がり、水辺を好む木々が森を作っている。早春、恋の季節を迎えたエゾモモンガが活動。湖の氷がとけると、色とりどりの花が咲く。