特集・いま、介護を考える (1)岐路に立つ在宅介護

初回放送日:2024年6月17日

75歳以上の人口が2000万人を超えた、超高齢社会・日本。介護ニーズが拡大する一方、在宅介護が危機に瀕している。今年4月の介護報酬改定で、在宅介護の要である「訪問介護」の基本報酬が引き下げられたのだ。もともと人材不足や経営難にあえいでいた事業所には衝撃が走り、利用者からも不安の声が上がっている。「住み慣れた地域で自分らしく暮らす」という介護保険の理念はどこに行くのか。現場の声から考える。

放送内容

目次
  • 特集・いま、介護を考える 第1回 岐路に立つ在宅介護
  • 1.訪問介護の基本報酬引き下げ 危惧される経営悪化や人材不足
  • 2.介護保険制度で、担い手を“家族”から“社会全体”へ
  • 3.訪問介護の実態 その人らしい暮らしを支えるとは
  • 4.これからの介護をどう考えていくべきか?