占領期に相次いだ鉄道をめぐる怪事件。国鉄総裁が暗殺された「下山事件」の極秘資料を入手。機関車が脱線転覆した「松川事件」の“実行犯”とされる男の告白。深き闇に迫る 誰も解き明かせなかった“戦後史最大のミステリー”下山事件。捜査の内幕を綴った極秘資料を入手。カギを握るのは、ソ連のスパイを名乗り、国鉄総裁暗殺への関与を証言した“謎の男”李中煥。機密文書からアメリカの諜報機関の密命を受けていた可能性が明らかに。さらに占領期に起きた謎の鉄道事故「松川事件」に迫る秘蔵資料も入手。“実行犯”とされる日本軍特務機関の元工作員の告白とは?占領期の深き闇に独自のスクープで挑む
今、水没の危機に瀕する村がある。気候変動などで海面が上昇するインドネシア沿岸の村。故郷の惨状を記録し続けてきた地元写真家。沈みゆく村で生きる人々の選択を追った。 地球温暖化と地盤沈下による海面上昇がインドネシアを直撃している。ジャワ海沿岸の村ではすでに4つの集落が水位上昇のため消滅。いまもひとつの集落がその寸前にある。満潮時には村は水浸しとなり、ボートが交通の足となる。すでに半分以上の世帯が移住を余儀なくされた。地元のフォトジャーナリストは浸水にさらされる村の暮らしと沈みゆく故郷を撮り続けてきた。海面上昇に直面する中、どう生きるのか。人々の選択を追った。
戦闘が続くガザの実情を伝えてきたNHKのパレスチナ人スタッフたち。自らも危険を感じ、暮らしが追い込まれる中、直面した現実とは?その葛藤からガザの苦しみを描く。 激しい戦闘で犠牲が拡大し続けるガザ地区。外国人記者が立ち入れない中、NHKガザ事務所の2人のパレスチナ人スタッフはその実情を日本に伝えてきた。しかし自分と家族の安全が脅かされ、食料や燃料の不足も深刻化する中、1人はガザ地区の外へ退避する道を選んだ。避難生活を続けながら撮影した迫真の映像の数々、そして内と外とに分かれながらも現地の状況を伝え続けようとする2人の葛藤を通じ、ガザの苦しみを描く。
いま考古学の世界で起きているデジタル革命に迫る。レーザー光を照射するLiDAR技術やAIが開く歴史の新たな扉。アンコール遺跡や奈良の古墳で生まれる新説とは!? レーザーを照射して観測するLiDAR技術が可能にした、膨大な数の遺跡の可視化。カンボジアではアンコール王朝の都市の謎が明らかになり、奈良の古墳調査では日本史の“空白の4世紀”に風穴があけられようとしている。さらにヴェスヴィオ山の噴火で焼けた古代ローマの古文書がいま、若者が駆使するAIによって読み解かれようとしている。これまで不可能と思われていたことを可能にする、活況に沸く考古学の最前線を伝える!
“世界の「いま」” “時代の知られざる真実” など、ドキュメンタリーを中心に大きなスケールで迫るBSの大型特集番組。木曜の夜を中心に放送。