いま考古学の世界で起きているデジタル革命に迫る。レーザー光を照射するLiDAR技術やAIが開く歴史の新たな扉。アンコール遺跡や奈良の古墳で生まれる新説とは!? レーザーを照射して観測するLiDAR技術が可能にした、膨大な数の遺跡の可視化。カンボジアではアンコール王朝の都市の謎が明らかになり、奈良の古墳調査では日本史の“空白の4世紀”に風穴があけられようとしている。さらにヴェスヴィオ山の噴火で焼けた古代ローマの古文書がいま、若者が駆使するAIによって読み解かれようとしている。これまで不可能と思われていたことを可能にする、活況に沸く考古学の最前線を伝える!
劣勢のウクライナ軍の兵士を料理で支えるシェフがいる。食卓に並ぶのは、高級レストランと見紛うフルコース。飲まず食わずで戦う男たちはここで生き返り、再び戦場へ戻る。 軍隊は胃袋で動く。このナポレオンの言葉を実践するのは、シェフのジェニャ・ミハイレンコさん。本職は、キーウで、人気レストランを経営するウクライナの有名シェフだ。ロシアとの戦いが始まってから、40人の料理人を率い、ウクライナ兵士においしく栄養豊富な料理を提供する活動を続けている。開戦から2年、世界からの支援は細り、ウクライナは劣勢を強いられている。料理の力で兵士たちを支えようとする、もうひとつの戦い。
ロシア大統領選で圧勝したプーチン政権の下、国外に流出したロシア人は約100万人に上ると言う。彼らはなぜロシアを捨てたのか、自撮り映像でそれぞれの本音を伝える。 ロシア大統領選で圧勝したプーチン政権。反体制派への締めつけが強まり、批判することも難しい状況だ。そうした中、ウクライナ侵攻後に国外へと流出したロシア人は約100万人に上ると言う。捕虜となった夫を追い、祖国を捨てウクライナで生きる覚悟をした女性。兵士の追加動員を避けようとモンゴルへ渡った少数民族の元大学院生。国外でも命の危険が伴う中、なぜ彼らはロシアを捨てたのか、自撮り映像で彼らの本音を伝える。
市民の自撮り映像でウクライナの戦時下の暮らしを伝える。戦争が長期化し出口が見えない中、人々はどのような思いで侵攻開始丸2年を迎えるのか、モノローグと映像で描く。 市民の自撮り映像で戦時下の暮らしを伝える「市民が見たウクライナ侵攻」。侵攻開始から丸2年となる2月24日を人々はどのように迎えるのか。戦乱が長期化しても出口は見えない。前線で両足を失った夫を抱え、現政権への怒りを募らせる妻。徴兵動員のニュースに気をもむ大学生。兵士となった夫の心配から精子凍結に踏み切った夫婦。キーウに両親を残しアメリカに旅立った娘。それぞれの2年と今の思いを映像とモノローグで描く。
“世界の「いま」” “時代の知られざる真実” など、ドキュメンタリーを中心に大きなスケールで迫るBSの大型特集番組。木曜の夜を中心に放送。